「政権交代」をかけた総選挙、民主、自民による一騎打ちの構図となり、少数政党埋没の危機が伝えられている。共産・小林とき子候補は、「今度の総選挙は歴史的な選挙である。自公政権を退場させ、新しい日本の針路の選択を」と訴えている。
小林氏は29歳、県議選の経験はあるものの今回が国政初挑戦。青年層を中心に「雇用破壊と高齢者いじめが横行している政治を変え、働くルールをつくり、働くものが誇れる社会づくりを」と熱く語る。
世論調査の結果が報じられ「22日頃から反応が変わってきている」(選対幹部)。選挙事務所には、民主党のひとり勝ちではいけない、という声が届けられているという。共産党としては、「政治と生活が直結している」ことを重点に訴え、国民が主人公の政治にするために発言力を大きくしていかねばならないと強調。そのためには、比例の九州・沖縄ブロックで2議席を奪回することが重要という。2区では比例で約2万6,000票がその前提条件となる。「財源をしっかりと示し、雇用と社会保障、子育ての政策を明らかにしている」のは共産党だけだとして、比例区での得票増に全力をあげる。
【総選挙取材班】
※記事へのご意見はこちら
※記事へのご意見はこちら