現代表取締役会長の長谷川裕一氏は、先代長谷川才蔵氏の長男。同氏の地域経済への貢献は目を見張るものがある。86年~94年まで「博多21の会」初代会長を務めている。
「博多21の会」とは、地元福岡で育ち、福岡に企業基盤を持つ若手経営者、または文化人の会である。会員同士互いに切磋琢磨しながら、福岡の企業から九州、日本全国へと仲間入りができる経営者を目指すとともに、地域経済の活性化、福岡の未来像を見つめて提言し、親睦を図る会である。
さらには、「C&C21研究会」の会長として新空港問題に関して提言をしている。「C&C21研究会」は、「博多21の会」のシンクタンクとして86年に設立された。以来、「福岡の将来像を見つめ、地域の社会・経済の活性化に一石を投じる」ことを目的に、これまでサークル・シティ(C&C)構想をはじめ、ウォーターフロント計画や九州国際空港の提言、教育関連事業の支援等、さまざまな活動を展開している。
【久米 一郎】
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