投票日まで残すところあと2日。各陣営がラストスパートに入っている。
苦戦を伝えられるある前職は、この1週間で3度も大物ゲストを招き、決起大会や街頭演説会を開催。催しには多くの支持者や「一見さん」も参加し、活況を呈した。
ところが、居合わせたある「選挙通」の顔は曇りがちなのだ。「こういう集会をするしか手がない」というのだ。
確かに、固定の支持者だけでは、当選に手が届かないという状況では、大物ゲストを呼んで、人を集め、票につなげることしかないのかも知れない。
ちなみに、街頭演説会に参加していた70代の女性に話を聞いてみたら、「有名人だから顔を見てみたいと思って参加した。投票は別の人に済ませてきた」という。こうした現象は各地でも出ていることだろう。陣営幹部の悩みは尽きない。
【総選挙取材班】
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