民主党・緒形陣営の万歳三唱から約三十分後の9時15分頃、三原氏が支持者の前に姿を現した。三原氏は冒頭、「まだ最終結果が出た訳ではないが」としながらも、小選挙区敗戦の報道をうけ、責任を明らかにしたいとして支持者らの前で頭を下げた。敗戦理由についての問いには、「私の技量不足」と「積年の失政」、加えて「民主党への期待」を挙げ、「国家騒乱の状況」に抗い切れなかった旨をサバサバとした口調で語った。支持者からは健闘を称える拍手と共に、「比例がある。戦いは最後の最後まで諦めてはならない」との檄が飛び、挨拶後も多くの支持者が席を離れようとはしなかった。
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