30日、政権選択をかけた第45回衆議院議員総選挙の投・開票が行われ、民主党が過半数の241を上回る308議席を獲得。鳩山政権の誕生が確実となった。
自民党は119議席を獲得するにとどまり、歴史的惨敗。15年ぶりに政権の座を明け渡す。
与党・公明党は太田代表や北側幹事長が落選、改選議席31を大きく下回る21議席へと大幅に勢力を減らした。太田代表は代表辞任を表明している。
共産党は解散前の9議席を死守したほか、社民党が7議席、新党大地、新党日本も1議席を獲得した。国民新党は1議席減らし3人の当選にとどまった。その他、みんなの党が1増の5議席を確保した。
政権選択をかけた総選挙だったが、「風が吹いた」というより、地べたそのものが動いたとしか言いようのないものを感じた。
有権者の期待にどう応えるか、さっそく明日から鳩山次期首相と民主党の真価が問われる。
【総選挙取材班】
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