8月25日、岡野バルブ製造(株)(本社:北九州市門司区、岡野正敏社長)は、8月14日付で経済産業省より「戦略的原子力技術利用高度化推進費補助事業」の補助金交付の決定を受けたと発表した。
この補助金は、原子力発電の技術水準について民間の有する技術を活用するとともに、その高度化と研究開発の促進を図ることにより、我が国の原子力発電技術水準の向上と原子力産業の持続的発展、そして発電用施設の利用推進を目的に交付されるもの。
同社は今回の補助金交付について、今後数多く建設が見込まれる改良沸騰水型(ABWR)原子力発電所および改良加圧水型(APWR)原子力発電所に対して高品質な重要弁・主要弁を供給できる体制を整備・構築するために、この補助金を最先端技術の研究開発用の資金として充当する予定としている。
なお、今年度交付される予定の補助金初年度分は約4.5億円。
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