自民党は1日の役員連絡会で、党総裁選の地方票について党員・党友選挙を実施することを決めた。前日の臨時役員会では「地方票割り当て141票」としていたが、1日の役員連絡会で「地方の意見を反映させるべきだ」との反発を受け、方針を変更したものだ。この結果、地方票は300票、1人1票の国会議員票は200票となり、計500票で総裁の座を決めることになった。まさに政権交代で混乱する自民党の現状を物語るものだ。
投開票から一晩明けた31日、福岡の自民党県議団の重鎮は、「総裁選に向けて地方の声を十分に反映させねばならない」と語り、時間をかけて自民党再生に取り組まねばならない強調した。
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