弊社が行なった福岡地場ゼネコンの調査で、82社の平均売上総利益率(粗利率)は10.39%で、前回調査時とほぼ同水準であることが分かった。しかし、既報の通り、半数以上の企業が売上減となっており、赤字企業は大幅に増加。従来のような粗利率では余程コスト(人件費など)を圧縮していかない限り、企業によっては営業利益段階からの赤字を余儀なくされるのだ。やはり粗利率を引き上げていくことが課題となるが、受注競争がますます激化するなか、そうたやすいことではない。各企業はいかなる策を講じていくのか。
※調査の対象決算期は2008年4月期~2009年3月期、前回は100社を対象
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