昨年から続く金融ショックの影響で、不動産・住宅業界も厳しい状況にある。大手ハウスメーカーである積水ハウスでさえ業績低迷が伝えられる状況のなかで、好調な販売を続けている会社がある。
福岡市城南区に本社を置く健康住宅(株)(代表:畑中 直氏)は、毎月コンスタントに受注を獲得している。畑中社長は「好調な要因は分かりませんが、今まで取り組んできたものが評価されているのだと思います」と謙虚に語る。
同社は1998年に現商号に変更以来、外断熱工法・高性能住宅・自然素材住宅へ特化し、この分野で研鑽を重ねて毎期確実に業績を伸ばしてきた。
しかも、「無理した受注は、本質の技術力が低下する可能性がある」という方針のもと、能力以上の受注をせず、顧客と真摯に向かい合ってきたことが高く評価されているようだ。
地道に、そして着実に成長を続ける健康住宅の今後に、さらなる期待が高まっている。
【石崎】
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