ネットアイビーニュース

NET-IB NEWSネットアイビーニュース

サイト内検索


カテゴリで選ぶ
コンテンツで選ぶ
会社情報

耳より情報

ある久留米商人の嘆き(2)
耳より情報
2009年9月 4日 15:40

 「俺は別に民主党が好きじゃない。肩入れもしてない。だが、このまま自民党支配の政治じゃいかんと思った。民主党に特段の期待は持たないが、一度変えてみたいと思った」とA氏は語る。彼が言いたいのは、閉塞感に包まれる久留米の中心部のためには、何かを変えなければならない、ということだった。旧態依然でも良かったのは1990年の初めまで。それ以降、人は郊外や福岡市に流れ、人も経済も文化も発展していない。数多くの芸能人、文化人を輩出したことで知られる街の面影はない。
 今回の選挙で、福岡6区の当確発表に時間がかかったのは、本丸である久留米市の票が読めなかったためだ。結果的には1万5,000票ほどの差で、鳩山氏が古賀氏を突き放した。久留米市のある有権者に話を聞いてみたところ、最後の最後まで誰に投票するかを悩んでいたという。しかし、「気持ちは揺れていた。だが、選挙期間中、鳩山陣営は朝5時から街頭で円陣を組んでいた。頑張っている姿を見て、熱意がかなり伝わった。だから鳩山氏に票を入れた」「組織に縛られず、物を申す姿勢(かんぽの宿など)は、今の政治家には少ない」と、鳩山氏に好意的な意見が多かったのも事実。結果として、巧みな選挙戦術を持つ鳩山氏が、情に厚い久留米市民のハートをうまく掴んだかたちとなった。だが、A氏は「久留米市民は、もっとしたたかになるべき」と指摘する。

(つづく)


*記事へのご意見はこちら


※記事へのご意見はこちら

耳より情報一覧
耳より情報
2012年11月20日 10:34
耳より情報
2012年11月13日 12:26
耳より情報
2012年10月30日 15:08
耳より情報
2012年9月 4日 15:19
耳より情報
2012年8月24日 12:13
耳より情報
2012年8月20日 18:03
NET-IB NEWS メールマガジン 登録・解除
純広告用レクタングル

2012年流通特集号
純広告VT
純広告VT
純広告VT

IMPACT用レクタングル


MicroAdT用レクタングル