イオン九州(株)(本社:福岡市博多区、岡澤正章社長)は、4月6日に公表した2010年2月期第2四半期累計期間(2009年2月21日~2009年8月20日)の業績予想の修正を9月8日に発表した。
6月以降の第2四半期において、記録的な長梅雨による売上の伸び悩みや7月下旬の豪雨による来店客数の減少など、天候の影響を強く受けた。特に最大の商戦時である8月度(7月21日~8月20日)では、記録的な梅雨明けの遅れにより、水着や浴衣などの夏物衣料を中心に衣料品全般の売上が伸び悩んだことに加え、気温が低めに推移したことによりエアコン・扇風機などの冷房機器や飲料・アイスクリームなどが伸び悩んだとしている。
売上総利益では、率計画を当初は前年並みで想定していたものの、売上総利益率の高い衣料品や住居余暇商品、ホームセンター商品での夏物商材の値下げ販売による売価変更の増加などにより、当初計画に比べ1ポイント程度下回る見込み。
経費面では、前年同期間に比べ、約12億円の削減を計画し、設備投資や店舗維持費の見直し、販促媒体の変更などを実施した結果、ほぼ当初計画の削減計画の達成が見込まれるものの、売上総利益率低下による売上総利益の不足を補うことができなかったとしている。
【営業収益】
前回発表予想:1,305億円
今回修正予想:1,298億円
増減額:-7億円
【営業利益】
前回発表予想:-4億8,000万円
今回修正予想:-19億5,000万円
増減額:-14億7,000万円
【経常利益】
前回発表予想:-6億4,000万円
今回修正予想:-19億9,000万円
増減額:-13億5,000万円
【四半期純利益】
前回発表予想:-5億2,000万円
今回修正予想:-13億円
増減額:-7億8,000万円
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