三井松島産業(株)(本社:福岡市中央区、串間新一郎社長)は、9月8日、連結子会社である三井松島オーストラリア社(以下、MMA社)を通じ、大手資源会社Xstrata社と共同で操業を行なっている豪州リデル炭鉱(Xstrata社67.5%、MMA社32.5%のジョイントベンチャー)へ設備投資を行なうと発表した。
設備投資の内容は、石炭採掘重機(エクスカベーター、大型トラックなど)で、投資額はMMA社投資負担額約1億900万豪ドル(総投資額約3億3,400万豪ドルの32.5%)。投資時期は2009年10月から2010年10月。
今回の設備投資は、2010年4月より採炭方法を委託生産から自社操業へ移行することに伴うもの。この移行により、一層の操業コストの低減・安定化を図るとしている。
なお、2010年3月期に与える影響はない。また、2010年4月以降においては、採炭方法を自社操業へ移行することにより、従来の委託生産に比べ相応のコスト低減効果を見込んでいるとしている。
<三井松島オーストラリア社 概要>
商号:MITSUI MATSUSHIMA AUSTRALIA PTY. LTD.
所在地:オーストラリア NSW州 シドニー
資本金:6,000万豪ドル
代表者名 門田 源
株主 三井松島インターナショナル社(100%子会社)
事業内容:
炭鉱の開発、石炭採掘
オーストラリア NSW州にあるLiddell 炭鉱の32.5%の権益を保有
<リデル炭鉱の概要>
位置:オーストラリア NSW 州ハンターバレー Singleton の北西25Km
石炭積出港:ニューキャスルより鉄道距離107Km
生産する石炭:良質の一般炭、非・微粘結炭
運営形態:
Xstrata 社67.5%、三井松島オーストラリア社32.5%の
ジョイントベンチャー
年間生産量:
2009年度(2009年1月~12月)計画
原炭620万トン(製品炭430万トン)
埋蔵量:7億1,000万トン
▼関連リンク
⇒三井松島産業株式会社
*記事へのご意見はこちら
※記事へのご意見はこちら