全国の生コン出荷量は、再三報じているように約20~30%ダウンが恒常化している。
このまま放置すれば、年末までに経営難に陥る生コン工場が多発することは必至である。
経済産業省・中小企業庁主導は、商工中金を通じて生コン工場の集約化資金の貸出し支援を行い、集約化の推進を図る。だが九州地方の有力生コン工場社長は「他人の金で実施できてもいつかは返済しなければならない。まずは、お互いの力と知恵を結集して集約化と合理化をやるべきだ」と集約化に対する資金貸付という形の支援を受けることに難色を示している。
【河原 清明】
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