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閣僚人事本格化 自民党時代と変わらぬ永田町
政治
2009年9月10日 16:34

 昨日の民主党、社民党、国民新党による連立政権合意を受けて、今日10日から閣僚人事が本格化している。社民党・福島党首の入閣が事実上決まったほか、国民新党側は亀井代表の大臣ポストに総務相を要求している。
 民主党の中では、猟官運動が行なわれているという話さえある。先日は、当選回数の少ない議員が「今度は政務官ですよ」と当たり前のように話している場面に出くわした。総選挙の投開票(8月30日)から3日と経っていない日のことである。この時点で、どうして政務官になると言えるのかが不思議だったが、自民党と変わらぬポストへの執着には辟易する。
 民主党になれば「きれいな政治になる」と思っていたのは、どうやら大きな間違いのようだ。衆院福岡2区では、山崎拓氏を破って初当選した民主党の稲富修二氏が、07年知事選に出馬した際、民主党から受けた推薦料4,000万円のうちの1,900万円が使途不明となっていたことが判明。釈明会見を開いたが、これがまた虚構だったことが明らかになりつつある。つまり「税金」を食い物にしたということだ。
 猟官運動が激化したとの話を聴いた瞬間、政治は何も変わっていないという怒りが込み上げてきた。

【頭山】


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