(株)ダイエーは9日、2009年4月10日に公表した業績予想を下方修正したことを発表した。
売上高は連結の通期予想でマイナス400億円の下方修正となる9,850億円となり、連結の売上高を公表した1984年2月期以来、初の1兆円割れとなる見通しとなった。
かつてはスーパーマーケットの雄としてプロ野球チームを保有し、ピーク時の1995年2月期には連結で約3兆円を売上げたが、その後は不採算店舗の閉鎖、球団売却、関連会社の整理などもあり、ピーク時の3分の1の売上高にまで落ち込んだ。
なお、利益面も軒並み下方修正となり、営業利益は55億円減の15億円、経常利益は45億円減で25億円の赤字、当期純利益は35億円減ってのマイナス55億円となる見通し。2期連続の赤字になるのは避けられそうにない。
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