我が国の生コン市況は、年々出荷量が減少し、前年比20~30%減は珍しくなくなってきた。それにともない稼働率10%を割り込む事態も発生している。そうなると、全国で約3,900余の工場数が必要かどうか、もう分かりきっている。経営合理化の一環として、工場集約化は即実行しなければならない課題なのだ。集約化により消費電力も減り、環境負荷の低減につながるという側面もある。
(つづく)
【河原 清明】
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