川端達夫文部科学相は17日の記者会見で、「国立メディア芸術総合センター(仮称)」の建設について、「言い分はしっかりと聞いた上で結論を出したいが、方向は見えている」と中止の方向を表明した。正式には、鳩山内閣による本年度補正予算の見直し作業で決定するとしている。
「国立メディア芸術総合センター(仮称)」は、麻生内閣が117億円をかけて建設を計画し、補正予算で成立した。しかし、これについてはセンターの中身が未定で、建設だけが決められたとして、「アニメの殿堂」「国立マンが喫茶」などと批判されてきたものである。
民主党は従来より、このセンターを批判し、鳩山内閣が成立したことで実行に移すことにしている。
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