自民党総裁選が告示され、9時半から届出が始まる。
今のところ、谷垣禎一元財務相(64)、河野太郎衆院議員(46)、西村康稔衆院議員(46)の3氏が立候補を届け出る予定だ。衆院選大敗によって政権を明け渡し、困難が予想される今後の党再建に向けたリーダー選びは、ベテラン議員らが後押しする谷垣氏と、中堅・若手らが推す河野・西村両氏による、世代間対決の様相を帯びてきた。
総裁選は、国会議員票199と地方割り当て票300の計499票で争われ、1回目の投票で、1位の候補者の得票が過半数に達しなければ、上位2名の候補者による決選投票が国会議員票のみで行なわれる。投開票は28日。各候補者は、19日の記者クラブ主催討論会を皮切りに、札幌市など9都市での街頭演説会も行なう。
昨年の総裁選は、地元福岡県の麻生氏も立候補し大盛況であったが、今年は政権の座から転落し、落日の悲哀さえ感じられる総裁選模様である。
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