9月18日付けの記事で集約化について語った福岡県下の生コン工場代表は「例えば輸送に関しては集中配送を行なって、極力現場に近い工場から出荷することで輸送コストを大幅に削減できます。輸送費を固定費から変動費化することで製造側の損益分岐点が改善され、限界利益を上げることができます。どの工場から出荷しても公平に利益を分配することができる仕組みです。これを組合が率先して推進していけば、適正価格を決められます。複数の工場を持つ企業が自社でモデルを作っていくことはやっていかねばならないと考えます」と語る。
まずは、複数の工場を所有する生コン製造会社が率先垂範することにより、経営モデルや事例が出来るのである。
【河原 清明】
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