9月25日のネットIBで報じた福岡地区生コン協組が10月1日より活動を開始する
『サンマル(30)・プロジェクト』。福岡地区だけでなく又業界全体に好影響を与えてくれるものと業界内外からの期待も大きい。
『安心で安全な生コンを適正価格で安定供給する』という当たり前のことが、協同組合外エリアの生コン製造会社(アウトサイダー)と一部建設会社(ゼネコン・工務店など)の間で守られていない現状がある。単価の安いアウトサイダーへの直発注がこの経済環境のなか増加し続けているのが現状。生コン業界の商慣習は基本的にエリア重視である。その重要な要因としてあげられるのが品質。即ち消費期限が90分の“生もの”である生コンは、工事現場から近い工場から納品されることが施主にとってベストであることは誰もが認めるところ。今まで隅に置かれていたそうした生コンにとっての重要なことを福岡地区生コン協組の組合員・組合スタッフそしてその関係者が一丸となって、業界内外へ大々的にPRを行なう。
旧態依然の体質であった業界のイメージ・チェンジにもなり、何とか生コン業界を再編しようという流れを作っていくという強い意志が伺える。
(つづく)
【河原 清明】
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