北九州市は、JR折尾駅の仮駅舎整備を2010年秋以降に延期することを明らかにした。延期理由は、整備場所となる北口駅前広場の1角、約2,650m2のうち3割の用地買収が難航していることと、折尾駅自体が大正時代から使われており、歴史的建造物として残そうとする市民の反対運動が起こっていることによる。
仮駅舎整備事業は、北九州市が進める折尾地区総合整備事業の1つ。折尾駅の鹿児島本線と筑豊本線の十字型交差を解消し、狭い道路を拡張するなど区画整理を行う予定。総事業費は約830億円、事業期間は2004年から2019年を予定している。
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