昨日までに報じた、福岡市総務企画局国際部アジア文化賞担当課係長による、08年4月のクアラルンプール(マレーシア)出張の「専用車」借り上げ料は、約20万円にのぼる。国内では考えられないVIP並みの海外出張の実態に、市役所内外から怒りの声が上がっている。
しかし、高額な「専用車」利用のケースは、これだけではなかった。06年から見てみても、
○06年8月 モンゴル出張(職員2名) 5日間で193,000円。
○07年4月 台湾出張(職員2名) 4日間で151,285円。
○07年4月 タイ・インド出張(職員2名) 14日間で236,000円
○08年4月 香港5日間(職員1名) 5日間で146,000円
○08年8月 バングラディシュ7日間(職員ら3名) 7日間で180,000円
と「専用車」利用が常態化している。
さらに問題なのは、「専用車」借り上げが、必要のない日にまで及んでいることだ。それぞれの出張スケジュールを詳しく見ながら、この点についてさらに検証してみたい。
(つづく)
【市政取材班】
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