8月30日、データ・マックス取材班は、県内各選挙区で、自民、民主それぞれの選挙事務所の取材を行なった。
政権交代の実現が確実視されるなか、早々と当選を決めた福岡3区・藤田一枝事務所でのできごとは、民主党の幼稚さを見せつけてくれた。
事前の取材申し込みに対し、陣営幹部が「以前、意図した内容とは違うことを報じられたので、おたく(データ・マックス)にはコメントは出さない」と言うのである。
弊社が藤田氏について報じたものとしては、選挙前、福岡市中央区の公園で開かれた集会で、他の候補者と同様に、
1.何を中心に訴えていくか
2.こども病院人工島移転についてどう考えているか
について尋ね、答えてもらった模様を「動画ニュース」で配信したきりである。動画は最初から最後まで全く加工しておらず、「意図と違う」とする藤田事務所の言い分は事実無根だ。
こども病院問題を質問したことが気に入らなかったとして、民主党の江藤市議が県連関係者に対し、猛烈に苦情を申し立てたことは確認していたが、これほど幼稚な対応をするとは驚きである。自己に都合の悪いことを報じたメディアの取材を拒否するというのは、子供じみている。自民党と何が違うのか!
藤田氏に対しては改めて真意を聞くことにしている。
6月10日に配信した動画ニュース
【総選挙取材班】
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