9月30日、大和システム(株)(大阪市中央区、東証一部、代表:広本和彦氏)は、借入金融機関との間で、返済方法の変更を主な内容とする協定を締結した旨を発表した。
リスケジュールに応じた金融機関は全21社、これにかかわる借入金の総額は512億6,500万円とされ、期間は当初1年間、最長で3年間とされる。また、再建策としての「中期事業計画」も併せて発表され、棚卸資産の削減や更なる人員のスリム化などが打ち出されている。なお、債務免除や金利の減免は無いとのこと。
同社は、千早駅前の「ロイヤルアーク千早ザ・タワーズ」(福岡市東区)プロジェクトの一員。また、熊本市の水前寺公園近くに09年2月に竣工させた「スカイアークス水前寺公園」(全140戸)の販売状況などを巡り、九州でも注目を集めている。
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