総務省が2日公表した労働力調査で、8月の完全失業率が前月と比べ0.2ポイント低下し、5.5%となったことが明らかとなった。7か月ぶりに改善したことになる。しかし、過去最悪となった7月の5.7%と変わらぬ高い水準である。 同日、厚労省が公表した8月の有効求人倍率も0.42倍と前月同様の厳しい状況。明るい兆しは見えてこない。
※記事へのご意見はこちら