日本水産(株)子会社の食品卸(株)ニシショウが、スケコ事業を除く事業を譲渡する方針であることが判明した。譲渡先は新たに設立される(株)ニシショウ産業(本社:北九州市小倉北区)。同社は、地場食品問屋大手のコゲツ産業(株)が70%、日本水産(株)は30%出資する。
ニシショウは、チルド卸として相応に営業基盤を築いてきたが、昨年12月に民事再生法の適用を申請した(株)博多まるきた(本社:福岡市西区)に対して大口の不良債権が発生。同部門が事業運営の負担となっていた。スケコ事業および有利子負債は(株)ニシショウに残して運営する。
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