(株)リンガーハット(本社:福岡市博多区、社長)は、10月2日、特別損失および特別利益の計上と業績予想の修正を発表した。
1.特別損失
(1)「長崎ちゃんぽんリンガーハット」、「とんかつ浜勝」ほかグループ全店の野菜を国産野菜に変更したため、事業構造改善費用として1,200万円(連結3,200万円)を特別損失に計上
(2)賃借する店舗において、契約期間満了にともない閉店することが決定したため、固定資産およびリース資産を減損損失として800万円(連結も同額)を特別損失に計上
(3)7月6日に公表した第1四半期累計期間の貸倒引当金繰入額2,700万円については、第2四半期において前年度引当済みであった事案の精算が決定したため、貸倒引当金戻入額1,000万円を計上し、差し引き1,700万円(連結も同額)を貸倒引当金繰入額に計上
(4)7月6日に公表した関係会社事業損失引当金繰入額6,300万円について、第2四半期において100%子会社であるリンガーハットジャパン(株)の四半期純損失額が3,100万円増加したため、9,400万円を関係会社事業損失引当金繰入額としてを特別損失に計上
2.特別利益
(1)賃借する店舗において、都道府県が施行する地方特定道路街路整備工事のために必要な土地に存する物件の移転に関し、物件移転補償に関する契約を締結するとともに、補償金の前金として相応の金額を受領したことから1,500万円(連結も同額)を収用補償金として特別利益に計上
(2)7月6日に公表した店舗閉鎖損失引当金戻入額5,900万円については、第2四半期において、新たに閉鎖する店舗が決定したため、店舗閉鎖損失引当金繰入額1,100万円を計上することになった結果、差し引き4,800万円(連結も同額)を店舗閉鎖損失引当金戻入額として計上
3.業績予想数値の修正
10月1日からスタートしたリンガーハット全店での野菜国産化を機に、多種多様な販売促進を実施するとともに、商品力、調理・接客技術の強化に取り組んでおり、第3四半期以降の売上高はほぼ前回公表どおりとしているため、連結売上高は前回公表数値を4億円下回る322億円と予想し、原材料仕入価格や自社工場での内製化効果は引き続き見込めるため、営業利益、経常利益、当期純利益については予想の修正はない。
◇2010年2月期 通期連結業績予想数値の修正
(2009年3月1日~2010年2月28日)
【売上高】
前回発表予想:326億円
今回修正予想:322億円
増減額:-4億円
【営業利益】
前回発表予想:7億5,000万円
今回修正予想:7億5,000万円
増減額:─
【経常利益】
前回発表予想:6億円
今回修正予想:6億円
増減額:─
【当期純利益】
前回発表予想:3億円
今回修正予想:3億円
増減額:─
▼関連リンク
⇒Ringerhut co - 株式会社リンガーハット
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