福岡市天神の親不孝通りの地階にある映画館「シネテリエ天神」が、この12日をもって休館となる。その後は衣替えして、16日から成人向け映画館「天神シネマ」として開館する。まったく装いを新たにして成人向け映画館になるというから、シネコンでは上映されない映画を提供していたミニシアター・シネテリエ天神としては閉館という言葉がふさわしいだろう。シネテリエ天神は、観客の入りはいまいちだが、上質の作品を残してくれた。最近では全国的に話題になった「靖国」は、県内ではシネテリエのみで上映。1ヶ月以上のロングランを記録した。新しく生まれ変わる「天神シネマ」は、シネテリエの歴史を引き継ぐのであろうか。
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シネテリエ天神
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