(再検証費用不要)
平成21年10月7日
福岡市は、サムシング関係の物件について今もなお、建築主などに対して、構造計算の検証を行うように指示をしています。しかし、サムシング関係の物件について、国土交通省は、「耐震強度を満足しており違法も無い」としています。福岡市を除く九州の各自治体の調査は、ほぼ完了しましたが、福岡市の調査だけは遅々として進んでおらず、平成21年9月30日現在、「調査中」の物件が96件も残っています。調査が進まない理由は、福岡市に「市民のために速やかに解決しよう」という市民目線としての使命感がないこと、福岡市が、検証に責任を持たず、民間の建築主や元請設計事務所に押し付けているだけなので、建築主らが費用負担できずに検証が進まないことも理由の一つとなっています。
既に、検証に要する費用を負担している建築主や設計事務所においては、現在の不況の中、後ろ向きの費用負担は手痛い出費となっています。そもそもの発端は、耐震強度を満足している建物について、福岡市が「耐震強度不足、構造計算偽装」と誤った発表を行ったことが原因です。
国交省は、仲盛の一級建築士免許の取消処分を決めましたが、裁判所は、免許取消の執行停止を決定しました。(当協同組合のホームページに決定文を掲載)仲盛の主張が認められことにより、国側は控訴を断念しました。仲盛及び当協同組合は、これから、新たな気持ちで建築業界に恩返しをすることができます。
福岡市から検証を求められて、対応に困っている建築主や設計事務所も多いと思います。福岡市の市丸建築指導部長は、10月5日、「仲盛氏が耐震強度を立証して頂ければいいのだが・・・」と苦しい胸の内を語っています。当 協同組合 代表理事仲盛は、当事者として、これまでも、数多くの検証にわってきました。検証に関して、当 協同組合にご相談頂ければ、時間は要するかも知れませんが、費用負担が無いように検証に協力させていただきます。
私たちの願いは、この問題を一日も早く解決して、建物のオーナーや住民など、市民の皆様に安心して頂くことです。また、解決のために尽力されている福岡市当局に協力をする意味でも、当 協同組合がお役に立てれば幸いです。
お尋ねになりたい点があれば、気軽に、ご相談頂きますようお願いいたします。
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