(株)リンガーハット(本社:福岡市博多区、米濱和英会長兼社長)は10月13日、2010年2月期第2四半期決算(連結)発表した。
売上高は前年同期比12.6%減の159億5,400万円、経常利益は同比3,317.8%増の2億1,900万円、四半期純利益は1億4,500万円(前年同期は純損失13億4,300万円)となった。
雇用情勢の悪化、個人消費の低迷など、引き続き厳しい経営環境に加え、最大の繁忙期である7月から8月の夏休み期間において、店舗が集中する九州地区を中心に長梅雨や集中豪雨などの天候不順が続き売上が伸び悩んだことと、長崎ちゃんぽん業態のクーポンによる販売促進活動の中止により、既存店売上前年比は89.5%と厳しい結果となった。
また、前連結会計年度に実施した不採算店50店舗の閉店(リンガーハット48店舗、浜勝2店舗)の影響もあり、前年同期と比較して売上高は22億9,300万円減少した。
一方、利益面においては、小麦、食用油などの原材料仕入価格が下落したことやこれまで外注していたチャーハンなどの自社工場での内製化が進んだことにより売上原価低減が図れたことと、販売促進費や本部経費の削減ならびに前期に実施した不採算店閉店によるコスト削減が進んだことにより、大幅な増益となった。
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