10月13日に経済産業省が発表した2009年4~6月の生コンクリート流通統計調査によると、出荷量は1,391万5,000m3前年と比べ15.7%減少となった。
需要先別では、
建築:854万8,600m3(前年比 ▲20.1%)
土木:536万6,000m3(前年比 ▲7.5%)
建築における民需で住宅向けの需要は419万700m3(同比▲23.3%)、非住宅向けは301万4,100m3(同比▲24.2%)。官公需向けは134万3,800m3(同比+6.9%)。
土木においては、
鉄道・電力向け:40万m3(同比▲13.6%)
港湾・空港向け:52万5,500m3(同比▲16.5%)
道路向け:165万3,400m3(同比+2.3%)
民需の低迷が続いている状況で、公共工事もさることながら民間需要の促進が急務であることを物語っている。
(つづく)
【河原 清明】
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