(株)サダマツ(本社:東京都目黒区、貞松隆弥社長)は10月14日、2009年8月期決算(連結)発表した。
売上高は前期比14.0%減の72億7,900万円、経常利益は同比35.1%減の7,900万円、当期純損失は2,000万円(前年度当期純利益1億3,100万円)。
連結売上高の95%以上を占める主要事業部門(株)サダマツ(個別)において、売上高、売上総利益額共に前連結会計年度を下回る結果となった。
出店先である百貨店やショッピングセンターにおいて、バーゲン催事などが強化された結果、実売価格は圧迫されたものの、ベトナム子会社での低原価製品の売上が貢献したことで売上総利益率は上昇し、関連会社とのシナジー効果を発揮することができた。
販売費および一般管理費全体に関しては、前期比では約3億4,200万円の大幅減となった。しかし、ブランド開発強化や将来展望に向けた経営基盤強化のための費用として業務委託費は増加した。加えて販売促進費やスクラップアンドビルドに伴う一時的な家賃費の重複など、予想を上回った費用もあった。
全体経費に関しては、人件費を中心とした政策的な削減により、売上総利益額の減少率と同水準で低減したものの、営業利益は、前連結会計年度と比較し減少したとしている。
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⇒株式会社サダマツ ーSADAMATSU Company Limited.
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