安川情報システム(株)(本社:北九州市八幡西区、清水喜文社長)は10月15日、2010年3月期第2四半期決算(連結)を発表した。
売上高は62億8,200万円(対前中間連結会計期間比31.5%減)、経常損失は1億6,900万円、四半期純損失は1億円。
ビジネスソリューション事業では、製造業以外の新規顧客獲得や事業領域拡大を図ることができたものの、自動車になどの製造業向けビジネスソリューションは企業の情報システム開発中止や先送りなど投資抑制の長期化により減少し、移動体通信事業者向けシステム構築も開発規模が縮小した。売上高は26億3,000万円(対前中間連結会計期間比9.5%減)。
組込ソリューション事業では、設備投資の減少が続きメカトロ分野や半導体製造装置向けの制御ソフト、自動倉庫などのFAシステムが大幅に減少し、駅務機器向けソフトや医療機器メーカー向け画像処理システムも低調に推移した。売上高は14億8,200万円(同比46.0%減)。
トータルソリューション事業では、医療機関向けソリューションサービスは堅調に推移したものの、自治体向け情報通信基盤の構築は前年同期を大きく下回った。また、ハード&ソフトビジネス分野も大口案件の対応が一巡し、インターネットサーバなどのインターネット・セキュリティ関連商品は低調に推移した。売上高は21億6,900万円(同比38.4%減)。
同時に、2010年3月期通期連結業績予想数値(2009年3月21日~2010年3月20日)を、売上高143億円(増減額:-14億円)、営業利益2,500万円(増減額:-2億5,500万円)、経常利益2,000万円(増減額:-2億5,000万円)、当期純利益1,000万円(増減額:-1億3,000万円)に修正すると発表している。
▼関連リンク
⇒安川情報システム株式会社
※記事へのご意見はこちら