みどり牛乳で知られる九州乳業(株)は15日、自社商品の成分無調整牛乳において未開封状態で賞味期限内に劣化が起こる可能性があることして、該当商品を自主回収すると発表した。同社の定番商品である「みどり3.6牛乳」1000ml及び500ml(賞味期限2009年10月26日)など10数種類が対象。13万3,837本を自主回収する。万が一、飲用しても健康を大きく損なう事はないとしている。牛乳の貯蔵タンクと配管をつなぐ蛇口の弁の中にヒビが入り、微生物が混入したのが原因と言われている。同社は過去10年間に不適切な決算処理がなされていた事が発覚し、現在、旧経営陣の責任追及がなされている。6月に大分県OBの江川清一氏を新社長に迎え、経営再建に向けて動き始めた矢先の自主回収となった。
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