地方銀行で、環境配慮を実践する企業が私募債を発行する際、保証料や手数料を優遇する、いわゆる「環境私募債(エコ私募債)」の取り扱いが広がっている。2009年度上期に鹿児島銀行や南都銀行が開始し、地銀の取り扱いが25行になった。 環境私募債の発行額は1件5千万円から1億円が多いが、2億円の案件もある。地銀は環境配企業向け融資も拡充しており、環境問題への社会的な要請が強まるなかで、本業を通じた取り組みが本格化する。
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