未開封の状態で品質劣化の疑いが発生したことで約13万本の牛乳の自主回収を行なっている九州乳業は20日、18日より牛乳・乳飲料の生産ラインを10日程度停止することを発表した。徹底的に点検整備を行い、製造・販売を再開するという。自主回収発表後、福岡県内のとあるスーパーでは同社の牛乳の売れ行きが悪いという声が多く聞かれた。「この牛乳は大丈夫ですか?」という消費者からの問い合わせが相次いだという。今回の発表は、このような事態を鑑みて、生産ラインの総点検と社内の危機管理体制の構築を実施する運びとなった模様だ。なお、ヨーグルト、乳酸菌飲料、デザート、清涼飲料水、豆乳に関しては全く生産ラインが異なる為、通常通り製造販売を行なっているという。
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