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民主・稲富陣営と県連の金
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2009年10月27日 09:40

 07年福岡県知事選における1,900万円もの選挙余剰金問題に端を発した、福岡2区・稲富修二衆院議員陣営の政治資金流用問題は、民主県連の不透明な金の流れを浮かび上がらせることになった。

 稲富氏の選挙余剰金1,900万円は、民主党福岡県連に「返金」されたとされるが、通帳や帳簿を提示しての正式説明は一切ない。返金原資は県連幹部が作ったともいわれる。
 また稲富陣営が昨年、福岡市内の企画会社に支払った金については、約2,000万円とされていたにもかかわらず、政治資金収支報告で確認されたのは約1,500万円分でしかない。
 稲富氏側の政治団体「いなとみ修二後援会」と「ふくおか@創造リーグ」による支払日には4か月もの違いがあり、前述の企画会社代表が「約2,000万円を、一括して稲富氏本人から支払いを受けた」とする証言とは大きく食い違う。収支報告の内容や、領収書の日付に疑念が生じているのだ。
 しかも、この2,000万円は、稲富氏が民主党県連の建物の中で受けとったとの証言もある。稲富氏は2,000万円受領後、まっすぐ前述の企画会社を訪ね、支払いを行ったのである。この2,000万円を誰が渡したのかも説明がなされるべきだろう。

 数々の疑惑に対し、稲富氏は公式には何も説明していない。取材に対しても「書面」を要求するお粗末さである。国会が始まった今こそ、国会議員としての説明責任を果たすべきではないだろうか。稲富氏側に流れた金のなかには、間違いなく税金が含まれているのだから。

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