5月15日に67億4,398万円の負債を抱えて破綻した老舗・高松組。高松組の破綻は、建設業界だけでなく福岡の政財界にも衝撃を与えた事は記憶に新しい。一方この破綻は思わぬプラス効果をもたらしたことも事実である。高松組の破綻劇は、金融機関にとっても寝耳に水で破綻が発覚した時は一同驚愕したという。“これは非常事態!”金融機関は、福岡県内における地場有数の建設業界をこれ以上倒産させてはいけないという姿勢で対応。その後、地場大手の旭工務店、九州建設の2社は、メインバンクから支援を受けるという福音に浴することができたのだ!!
【河原 清明】
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