コカ・コーラウエスト(株)(本社:福岡市東区、末吉紀雄社長兼CEO)は10月28日、第3四半期決算(連結)、特別損失、業績予想の修正、会社分割・合併を発表した。
■2009年12月期 第3四半期決算(連結)
売上高は前年同期比6.3%減の2,842億2,100万円、経常利益は同比85.2%減の15億6,700万円、四半期純損失は59億1,200万円。
需給管理体制の変革により、商品仕入から自社製造に切り替えたことに伴い、西日本エリアの他コカ・コーラボトラーに対する商品販売が増加したものの、同時にコカ・コーラナショナルビバレッジ(株)からの受託加工・物流収入がなくなったこと、ならびに夏場の天候不順の影響等によるエリア内での販売数量の減少などにより、売上高が減少した。
■特別損失
<減損損失>
販売・物流拠点再編し統廃合を行なうため、対象拠点の固定資産について、第3四半期において、連結で60億9,200万円、個別で57億7,700万円を減損損失として特別損失に計上した。
<移籍一時金・早期退職支援金>
グループ会社への移籍を行なうため、また期間限定の「早期退職支援制度」を導入するため、その際に発生する移籍一時金および早期退職支援金として、2009年12月期に連結で45億円、個別で37億円を特別損失として見込んでいる。
■業績予想の修正
◇2009年12月期 通期連結業績予想数値の修正
(2009年1月1日~2009年12月31日)
【売上高】
前回発表予想:3,872億円
今回修正予想:3,741億円
増減額:-131億円
【営業利益】
前回発表予想:65億円
今回修正予想:20億円
増減額:-45億円
【経常利益】
前回発表予想:69億円
今回修正予想:21億円
増減額:-48億円
【当期純利益】
前回発表予想:19億円
今回修正予想:-104億円
増減額:-123億円
■会社分割・合併
コカ・コーラウエストジャパンセールス(株)(本社:福岡市東区、浜崎義明社長、以下「CCWJS」)、「西日本ビバレッジ(株)(本社:福岡市東区、麻原芳基社長、以下「NNB」)」および「関西ビバレッジサービス(株)(本社:大阪府摂津市、桜井 信吾社長、以下「KBS」)」の3社を会社分割の手法により、事業毎に「西日本ビバレッジ(株)(以下「新NNB」)、「ウエストベンディング(株)(仮称)」、別途、会社分割の実行前に新設する「ウエストリテールサービス(株)(仮称)」の3社に再編するとともに、会社分割後のNNBを吸収合併する。
なお、分割および合併により吸収合併消滅会社となるNNBが解散することに伴い、KBSの商号を「西日本ビバレッジ(株)(新NNB)」に、CCWJSの商号を「ウエストベンディング(株)(仮称)」にそれぞれ変更する。
▼関連リンク
⇒コカ・コーラウエスト株式会社 - 飲料ビジネスの未来を創造します
*記事へのご意見はこちら
※記事へのご意見はこちら