福岡地区水道企業団は11月4日、水道施設のアセットマネジメント(資産管理)に日本IBM(株)(本社:東京都中央区、橋本孝之社長)の「Maximo」を導入したと発表した。
これは、資産状況の的確な把握と設備管理の強化を行なうため、日本水工設計(株)(本社:東京都中央区、堂々功社長)ならびに日本IBM(株)の協力のもと、牛頸浄水場、ポンプ場、水質センター、海の中道奈多海水淡水化センターおよび関連施設の機械・電気設備、土木・建築設備ならびに管路施設などを対象に「アセットマネジメント基本計画」を策定したもので、同基本計画にもとづき「アセットマネジメントシステム」の構築を開始し、2010年4月の稼動を目指すとしている。
福岡地区水道企業団は、今後も継続して、アセットマネジメント手法を利用した資産管理を実践することにより、福岡都市圏への安全な水の供給を引き続き行なっていくとしている。
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