（株）タクトワン
代表の自宅が北九州市より差し押さえ

北九州中央海産市場（株）
大口不良債権の償却で赤字転落

■陶磁器・ガラス器卸（佐賀）／(株)山水堂
販売不振　破産手続開始決定 負債総額 約２億1,600万円

代　表 ： 前田　圭三
所在地 ： 佐賀県西松浦郡有田町本町丙930
設　立 ： 1956年１月
資本金 ： 3,900万円
年　商 ： (08/12)約8,500万円

　７月17日に破産手続開始の準備に入っていた同社は、９月29日に佐賀地裁武雄支部より開始決定を受けた。申請代理人は林和正弁護士(ハーモニー＆ジャスティス法律事務所、福岡市中央区大手門3-4-5、電話：092-751-2804)。破産管財人は井上和弘弁護士(焼山・井上法律事務所、佐賀市唐人1-6-1、電話：0952-28-9795)。負債総額は約２億1,600万円が見込まれる。

■建築工事（大分）／(有)梶原建装
過小資本　債権者判明 負債総額 約１億2,400万円

代　表 ： 梶原　國廣
所在地 ： 大分県日田市上野484
設　立 ： 1988年６月
資本金 ： 2,700万円
年　商 ： （08/９）約9,900万円

　10月19日に大分地裁日田支部より破産手続開始の決定を受けた、同社の債権者が判明した。破産管財人は森脇宏弁護士（弁護士法人平山法律事務所、 大分市中島西3-2-26、電話097-538-2123）。負債総額は約１億2,400万円が見込まれる。

■家具製造販売（大分）／（有）フリースタイル
採算割れ　債権者判明 負債総額 約6,300万円

代　表 ： 藤井　博成
所在地 ： 大分県日田市亀山町4-15
設　立 ： 2004年３月
資本金 ： 300万円
年　商 ： （09/２）約１億2,300万円

　10月８日に大分地裁日田支部より破産手続開始の決定を受けた、同社の債権者が判明した。破産管財人は安部茂弁護士（弁護士法人いつき法律事務所、大分市荷揚町10-13、電話：097-537-1133）。負債総額は約6,300万円が見込まれる。

■建築工事（山口）／（株）安尾工務店
決済不調 負債総額 約１億9,000万円

代　表 ： 安尾　昭三
所在地 ： 山口県下関市大字吉母550-1
設　立 ： 1963年６月
資本金 ： 1,500万円
年　商 ： （09/３）約9,400万円

　10月22日までに、同社は決済が不調に終わった。30日現在、事業は継続している。負債総額は約１億9,000万円が見込まれる。

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■トップインタビュー
「異体同心」の精神で結束　中小スーパーの競争力強化へ向けて
（株）スーパーバリュー九州本部　代表取締役社長　大道　和彦 氏

近年、競争が激化する一方の食品スーパーを中心とする小売業界。（株）スーパーバリュー九州本部は、単独で生き残りを図ることが困難な加盟社の支援のために設立された経緯を持ち、グループ力によって中小スーパーの競争力を強化することを目的としている。

所在地：福岡市南区柳瀬1-33-10
設　立：1983年
資本金：5,700万円

○中小スーパーがスクラム　マス・メリットの追求を
○異体同心で結束力強化　人材教育にも注力
○低価格志向が顕著に戦略・戦術の徹底を図る
○商品力の強化と各種システムの構築
○商店街活性化にも着手　やがて全国に発信
○グループ内の中核　ダイキョープラザ
○現場主義の徹底　多種多様な方針展開

■インタビュー
原鶴温泉の名門として　再建に命を賭ける
（株）泰泉閣　代表取締役　林　恭一郎 氏

福岡でも有数の歴史を誇る温泉地「原鶴温泉」。そのなかにあって、老舗の名門旅館として同地を支えてきた（株）泰泉閣は、会社分割による再生スキームで再建を図っている。今年６月、新社長に就任した林恭一郎氏に、これまでの経緯と原鶴温泉における同社の役割について話を聞いた。

○新社長就任までの経緯
○ソフト面の充実化
○これからの原鶴温泉

■流通大競争時代
MrMax、収益回復鮮明に　低価格志向が追い風

（株）MrMaxの業績回復が鮮明になってきた。大手スーパーが相次ぎ赤字・減益に転落するなか、消費者の低価格志向に支えられ上半期は増収大幅増益を達成。通期では念願の売上高1,000億円突破がほぼ確実になった。

○通期1,000億円突破へ
○高コスト構造は手付かず
○スーパーセンターに進出

■データ・マックス特別講演会レポート
「企業経営に必要な情報教えます」　データマックス・特別講演会レポート

去る10月23日（金）、弊社主催による特別講演会が開催された。講師として、弊社代表の児玉直と、弊社顧問の浜崎裕治が登壇。なお厳しい環境が続く中小企業経営において「今こそ必要な情報」として、企業経営のリスク管理や銀行との付き合い方について約２時間に渡って論じ、約50名の聴衆も熱心にメモを取りながら聞き入っていた。

○「地獄からの生還の秘訣」　弊社代表　児玉　直
○「銀行から信頼される企業経営とは」　弊社顧問　浜崎　裕治

■東京レポート
BNPパリバに４回目の行政処分　不正行為をやりたい放題の外資系の横暴

外資系金融機関の不正が、また繰り返された。金融庁は10月23日、仏金融大手BNPパリバ証券の東京支店に対し、11月２日から16日までの間、株取引をほぼすべて禁じる業務停止命令を出した。

○ソフトバンク株の不正取引
○投資銀行で後発の焦り
○不正取引の常連
○インサイダー疑惑は封印

■ズームアップ
丸美、再生計画案賛否投票を延期　辣腕弁護士団の実質的敗北

2008年８月に破綻して、清算型民事再生に取り組んでいる（株）丸美。ロッキード事件で辣腕を振るった稲見弁護士を筆頭とした弁護団の指揮のもと、既に創業者の金丸氏は破産し、民事再生計画案に対する債権者の賛否票も、09年10月27日をもって締め切られた。

○これまでの経緯
○絶妙の落としどころ？
○弁護団の横顔
○形勢は逆転

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