建設業界全体において、安値受注の防止は重要な課題の一つである。安値受注は、絶対的に工事案件が減少しているために起きていることだが、不動産市況など業界を取り巻く環境を見ると、決して歯止めがかかるとは思えない。
建設業界の一翼を担う店舗内装業界でも安値受注の問題は深刻化している。今に始まったことではないが、特に業界をリードする大手ほど安値受注に走っているようだ。しかも、その金額は常識を超えているという。長きにわたって築かれた企業ブランドを自ら破壊していると言っても過言ではない。
(つづく)
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