(株)アクシーズ(本社:鹿児島市、佐々倉豊社長)は11月6日、2010年6月期第1四半期決算(連結)を発表した。
売上高は前年同四半期比3.1%増の35億5,100万円、経常利益は同比37.1%減の1億3,300万円、四半期純利益は同比30.5%減の9,100万円となった。
消費者の健康志向ニーズに即応し、抗生物質・抗菌製剤無投与飼育された鶏「薩摩ハーブ悠然どり」の品質優位性が多くの取引先から支持を受けたため、鶏肉製品の需要が増加した。また、外食事業ではキャンペーンのヒットにより既存店ベースの売上が増加した。
一方、最新鋭の肥育農場の稼動や種鶏農場の飼育環境をコントロールする鶏舎環境制御システムを改良したことにより生産性が向上し、製造原価低減につながったものの、依然として飼料価格が高止まりしていること、また、鶏肉増産に向けた人員の確保により組織構成員が増え、適正な人員配置のバランスがとれず、労務費を中心に製造コストが増加したことなどにより減益となった。
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