(株)光輝
新型小型車販売で巻き返しを図る
(株)プライム
業績が低迷、債務超過に
■マンション企画・分譲(福岡)/(株)アクシア・ユニオン
販売不振 事業停止 負債総額 現在精査中
代 表 : 梶 祐
所在地 : 福岡市博多区博多駅前3-16-10
設 立 : 2001年12月
資本金 : 1,000万円
年 商 : (09/3)17億7,048万円
11月2日までに同社は本社事務所およびホームページを閉鎖し、事業を停止した。
■半導体製造販売ほか(福岡)/(株)大熊エンジニアリング
【続報】 債権者判明 負債総額 約2億9,500万円
代 表 : 山口 勝義
所在地 : 福岡県糟屋郡篠栗町和田1043-5
設 立 : 1993年4月
資本金 : 3,000万円
年 商 : (09/3)約1億6,000万円
弊誌8月10日号「モルグ」にて既報の、同社の債権者が判明した。申請代理人は前田豊弁護士(あおぞら法律事務所、福岡市中央区大名2-7-11、電話:092-721-1425)、破産管財人は八谷戦太弁護士(國武綜合法律事務所、福岡市中央区大名2-4-30、電話:092-712-6666 )。負債総額は約2億9,500万円が見込まれる。
■フロア工事ほか(福岡)/黒住木材工業(株)
受注不振 破産手続申請準備中 負債総額 約5,000万円
代 表 : 加峯 慎
所在地 : 福岡市博多区奈良屋町8-6
設 立 :1951年8月
資本金 : 1,000万円
年 商 : (08/3)1億1,559万円
10月23日、同社は事業を停止し、破産手続申請の準備に入った。担当は塩田裕美子弁護士(翼・篠木法律事務所、福岡市中央区舞鶴2-2-11、電話:092-714-1050)ほか1名。負債総額は約5,000万円が見込まれる。
■事業者向け融資(大阪)/(株)ロプロ
東証1部上場 会社更生法適用申請 負債総額 218億8,100万円
代 表 : 家田 孝
所在地 : 大阪市淀川区宮原1-6-1
設 立 : 1970年3月
資本金 : 351億9,500万円
年 商 : (09/3)45億5,300万円
11月2日、同社は東京地裁に会社更生法の適用を申請し、同日同地裁より保全命令、強制執行等に係る包括的禁止命令、監督命令、調査命令を受けた。申請代理人は小原正敏弁護士(きっかわ法律事務所、大阪市北区堂島浜1-4-16、電話:06-6346-2970)ほか2名、小畑英一弁護士(LM法律事務所、東京都千代田区九段北4-1-3、電話:03-3239-3100)。監督委員兼調査委員は内田実弁護士(虎ノ門南法律事務所、東京都港区虎ノ門1-16-4、電話:03-3502-6294)。負債総額は2009年6月末時点で218億8,100万円が見込まれる。
■企業研究
海外進出と国内弱体化 それぞれの道を歩む名門グループ
田中鉄工グループ(田中鉄工(株)、興和道路(株)、(株)カルカヤ、カガミ産業(株))
公共工事が激減して苦境に立たされる建設業界。そのなかでも、道路工事の減少が著しい。国土交通省道路局の2000年度関係予算では、3兆4,170億円が組み込まれていたが、09年度予算ではその半分近い1兆7,466億円まで激減している(※いずれも補正予算等は除く)。
●田中鉄工(株)
○全国でわずか2社の特殊プラントメーカー
○元々は製缶工場 時代とともに変化
○国内市場は激減 海外市場を開拓へ
○時代とともに経営を変化 しかし業績は低迷
●興和道路(株)
○これからの道路業界
●(株)カルガヤ カガミ産業(株)
○一時の不振より脱却
■トップインタビュー
全員参加の経営で従業員のやる気を引き出す
(株)レッドキャベツ 代表取締役社長 岩下 良 氏
(株)レッドキャベツの岩下良社長は、創業者の父・義之氏の死去で2008年3月、弱冠28歳で後を引き継いだ。実質初年度決算は増収増益を計上、無難な滑り出しとなった。積極拡大路線だった先代社長に比べ、バランスを重視し、内部体制充実にも力を入れるなど、経営路線の微妙な変化も予感させる。若い社長の描く食品スーパー像を聞いた。
○1年半で7店出店
○従業員の幸福第一
○まず経常利益率1%へ
■マックス市政ニュース
問われる福岡市の国際交流 不適切海外出張を追う(1)
国際交流とは何か。改めてその重い課題と向き合うことになった。きっかけは、データ・マックス取材班が明らかにした、福岡市総務企画局国際部の海外出張に関する不適切な公文書管理の実態。
○よかトピアから20年アジアマンスの9月
○今こそ問われる国際交流のあり方
○事実上の情報公開拒否
■業界を読む
広告業界「生き残り」への課題と模索する新たなビジネスチャンス
経済産業省が10月に発表した「特定サービス産業動態統計調査」によると、広告業界の今年8月の売上高は、前年比12.3%マイナスとなった。衆議院議員選挙での選挙広告の効果はそれなりにあったものの、その他の広告の単価が下がったため、18カ月連続マイナス、10カ月連続の2桁マイナスという厳しい状況を断ち切ることができなかった。
○コネ入社社員を活かすための課題
○国際市場に活路を見出せるか?
○クライアントが期待する広告の費用対効果の評価
○双方の責任が明文化されていない広告作業
○広告会社の新たなビジネスチャンス
■東京レポート
ファミリーレストランの衰退にトドメ ファミレスの草分け「すかいらーく」の閉店
10月29日。ファミリーレストラン「すかいらーく」は、川口新郷店(埼玉県)を最後に39年の歴史に幕を閉じた。今後は低価格店の「ガスト」などに転換を進め、「すかいらーく」ブランドは社名として残るだけとなった。ファミリーレストランの衰退が唱えられて久しいが、「すかいらーく」の閉店は、ファミレス時代の終焉を改めて見せつけた。
○ファミレスのひとり負け
○大阪万博が外食元年
○衰退を速めた一億総中流幻想の崩壊
○キーワードは「低価格」と「単品」
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