西部電機(株)(本社:古賀市、吉住一成社長)は11月10日、2010年3月期第2四半期決算(連結)を発表した。
売上高は前年同期比28.9%減の54億4,600万円、経常利益は同期比89.9%減の4,600万円、四半期純利益は同期比88.7%減の2,700万円。
輸出の減少に加え、設備投資圧縮の影響を受けた。
搬送機械部門は、実体経済の悪化に伴う設備投資抑制の影響を受けるなど、厳しい状況で推移した。
受注高は前年同期比23.4%減の32億700万円、売上高は同比20.9%減の27億1,400万円。
産業機械部門では、ゲート市場向けアクチュエータが比較的堅調に推移し、予算の前倒しや補正予算の効果もあり、受注高は前年同期比6.1%増の23億2,800万円となったものの、売上高は長納期受注品の増加もあり、同比6.1%減の17億6,000万円。
精密機械部門では、企業の設備投資意欲が弱く低調に推移。受注高は前年同期比65.9%減の7億400万円、売上高は同比61.7%減の8億2,100万円。
その他の部門では、営繕工事や駐車装置が減少し、受注高は前年同期比45.6%減の1億400万円、売上高は同比29.4%減の1億4,900万円。
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