あるパチンコホールの改修工事を手掛けたゼネコンは、ホール側の示した支払い条件にビックリしたという。昔は、パチンコホールの工事は工期が短く、回収も早いことから、技術力のあるゼネコンには美味しい案件であった。しかし、このゼネコンが手掛けた工事は、パチンコホールの数千万円の改修工事であったが、回収は数百万円を数ヶ月に渡って分割で支払っていくというもの。現金払いではあるが、実質的には手形とあまり変わらない状況である。
パチンコホールは、1円パチンコなどが浸透してきているが、経営内容は不況の影響もあり、ますます悪化してきている。また、ある金融関係者は「最近、融資の話はパチンコ関係が多いよ」と話していた。パチンコホールの資金繰りも厳しくなってきているのが現状である。
【宮野 秀夫】
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