11月13日、福岡市内で九州の有力企業7社などでつくるハウステンボス支援検討チームの第6回会合が開かれ、近く最終決断を下すことになった。
たとえ佐世保市が支援の前提となる土地・建物の取得を決め、支援に傾いたとしても、その先に待ち構える困難は多い。この点については、すでに「会社更生計画認定から6年余 混迷続けるハウステンボスの行方」「野村PFと福岡経済界の溝 ハウステンボスの行く末は」などで検証してきた。とくに、集客に関しては海外からの観光客に期待できない状況で、入場料やイベントコンテンツなどソフト面の大幅な見直しによって国内の観光客をどれだけつかめるかが大きなカギとなるだろう。
ホームページをのぞくと、すでに年末年始のイベントが設定されている。しかし、支援検討チームの結論次第では、ハウステンボスそのものにカウントダウンの灯がともることになる。
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