久留米市は、発掘調査中である「京隈侍屋敷遺跡」の現地説明会を開催する。併せて、出土遺物の展示・紹介も行なう。
この遺跡は江戸時代に久留米藩21万石の城下町として、武家屋敷が展開していた地区で、天保年間の絵図により、可児家、下村家、斉藤家、吉田家の屋敷があったことが分かっている。
今回の調査では、屋敷に関わる穴蔵や水をたたえた井戸などの施設の他、絵図にも見られる、屋敷の門へ続く道路遺構と漆喰で固められた土塀、土塀から崩れた瓦が大量に落ちていた状況などが確認できており、また、戊申戦争時のスペンサー銃の弾丸も見つかっている。
<日時>
11月15日(日) 10:00~11:00
※説明は1時間程度
<開催場所>
久留米市京町
(JR久留米駅西側)
※JR久留米駅から徒歩約10分
<料金>
無料
<主催>
久留米市
<詳細・お問い合わせ>
福岡県庁ホームページ 京隈侍屋敷遺跡第18次調査 発掘調査現地説明会のお知らせ
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