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<シリーズ>地に落ちた「ブランド」 ~暗雲たちこめる「下関ブランド推進協議会」(8)
特別取材
2009年11月14日 08:00

≪下関ブランド推進協議会による認定の仕組みについて(1)≫

■下関ブランド発信事業 事業説明(原文より抜粋)

 地方分権新時代を迎え、地方は自らの主体性や独創性を発揮し、全国との競争の中で地域のイメージと評判を確立していくことが、極めて重要な課題となっています。地方の産地や観光地、生産者を抱える地域は、「地域のブランド化」を進めて、全国を対象に新たなるビジネス展開のチャンスを図る動きが盛んになってきました。
(~中略~)
 下関には「ふく」「うに」「くじら」「あんこう」など、市を代表する優れた産品がたくさんあります。が、市外の方々に周知されているわけではありません。また、隠れた産品もあります。全国に通用するような優良な地域産品を「下関ブランド」として認定し、付加価値を付けて PR していくことにより、下関市のイメージを高め、最終的には、交流人口の増加や地域の活性化につなげていくことを目的としています。
 認定という「下関」の看板を背負った産品が、全国の方を「下関」地域へと誘引する力となるよう、効果的な情報発信活動を行いたいと思います。

 『下関には「ふく」「うに」「くじら」「あんこう」など、市を代表する優れた産品がたくさんあります』の記述から、「下関ブランド」は、当時の江島下関市長が水産業界ために設立したものである、ということが読み取れる。

(つづく)

【特別取材班】


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