破綻したアーバンコーポレイション(広島市)が手掛けていた、福岡市中央区大濠の分譲マンション。旧厚生年金福祉施設「ウェル大濠荘」の跡地で、福岡市西部の大濠公園に近接しており、言わずと知れた一等地のマンションである。当時の販売価格は4,000万円台から3億円強となっており、最多価格帯は1億1,000万円から1億2,000万円であった。
しかし、同社が破綻したことでその後が注目されていた。とある地場不動産会社によると、「ウチにも入札の打診が来ましたが、額が大きいので…。ウチは辞退しましたが、大手不動産会社がその後を引き継ぐようですよ」とのこと。
ある地場企業の経営者は大濠周辺でマンションを探しており、このニュースを知らせると「安くなるなら、前向きに考えます」と色気を出している。正式な販売がいつになるかは定かではないが、新たなスポンサーと新価格の発表が注目される。
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